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ワタシとサラリーマンの夫、娘(高校1年)、あめり(フレンチブルドック8才)との3人+1匹暮らし。息子(19才)は浪人を経て晴れて大学生となり春から独り暮らし。そんな我が家の甘くない日々。

by chito1415

巣立ち

前回のつづき




買い出しの後
部屋の整理を済ませると
狭いウナギの寝床部屋に
団らんできるスペースはないわけで




時刻も夕食開始の時間に迫っていたしね
ちなみ夕食は6:30~
パブリックバスは9:30までの使用




息子『・・・んじゃ・・・』
みたいな切り出し(^_^;)



ワタシはというと
『いつまでもヒートテックの肌着を着てたらあかんよ』
『お風呂あがってからはまだ寒いからフリース着るんよ』
『くれぐれも鍵は・・』
『ゴミの分別は・・』

言い出すときりがない。。




夕食でエントランスが賑わう時間と重なったので




息子『下りて見送らへんけど・・・』




ワタシ『うん・・・』
と靴を履く




『あ、明日は大荒れやからバスで行ったらいいよ』
と付け加えた




夫はすでにエレベター付近まで歩いている




ドアが閉まる寸前の息子の顔をみて
手を振りながら
こんなシチュエーション昔にもあったなぁと・・・




それは
娘のお産で入院した日
生まれて初めてワタシと離れたときのこと




おばあちゃんに連れられて来た息子の帰り際だった




陣痛が来ていたワタシは
病院の玄関まで見送らず
その階のエレベーターで
母と息子を見送った





泣いて困らせることもなく
いつものようにへらへら笑っている顔が
エレベーターのドアで消えた





あのときのことを思い出したのだった





その時は泣かなかったそうだが
実家に着いたとたん
布団の中に顔を突っ込んだそう





ここは泣いたらあかんと
4歳児が思ったかどうかはわからないけど
困らせることはなかったとそのあと聞いた




今の息子
ドアの向こうで泣いたかどうか
確かめようはないが
あの時の顔と今の顔
違うようで変わってないような




きっと
この日も懐かしく思う時が来るんだろうな。。。




でも・・・
あきらかにあの時と違うことがただ一つ

















10分後にLINEの着信音がなったこと・・・(;一_一)
by chito1415 | 2013-04-07 17:11 | むすこのこと